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四天王寺べんてんさん大古本祭

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昨日と打って変わって好天に恵まれた。気温も二十度以上はあったろう。午前十時過ぎに到着。「あれ?」、百円均一の場所が変更になっていて慌てる。慌てたわりには、たいした収穫はなし。

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Mさんに会う。昨日も来ておられたそうだ。「雨じゃなかったんですか?」と言うと、四天王寺は傘をささなくてもいいくらいの小雨だったと聞いて驚く。京都は土砂降りだった。

クライン文庫さんの三百円均一が広くて質的にもいちばん拾い甲斐があるように思った。たぶん今日買ったなかではいちばんまともな本もここで。松居真玄訳『思ひ出「アルト・ハイデルベルヒ」』(近代文芸社、一九一三年)、装幀と挿絵は中沢弘光だろう。裸本だが、表紙も木版画刷で、折り込み木版画も入っている。

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発行者は森本謙蔵と金尾種次郎の連名。森本謙蔵の名前は東京帝国大学附属図書館の大正十四年七月一日付の職員録に同名人があるようだが、《昭和五年当時の明治大学図書館司書長の森本謙蔵と同一人物か?》(「日本語練習中」)とも。近代文芸社の住所=東京市麹町区平河町五丁目五番地は金尾種次郎の住所と同一であり、よって金尾文淵堂とも同じである。

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会場は埃っぽいのでいつもガムをかんでマスクをしているのだが、帰り際にガムを紙に包んでゴミ篭に投げ込もうとしたら、本が捨ててあった! かと思ったら、函だけ置いて行ったようだ。どれだけ軽くなるもんかねえ。
by sumus_co | 2010-04-28 17:26 | あちこち古本ツアー
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