海の向こうの讃岐からもどりました。パリの墓参りばかりやっててどうする、自分のところの墓の苔も払わねばというところです。1000円効果でしょう、高速道路はかなり混雑していました。
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宿泊していたステュディオのすぐそばに工業博物館(ミュゼ・デザールゼ・メティエ)がある。一七九四年に創設され一八〇二年より公開されているヨーロッパで最古の科学技術の博物館。二〇〇〇年に全面改装されて再オープンしたとのこと。もとは修道院だった。
工業製品の実物、工場や大規模な機械類などのミニチュア模型を展示してある。クレー社のコンピュータだとか初期の写植機(ものすごく大がかり)、マッキントッシュの「Lisa(リサ)」などが印象に残った。もちろん製紙機械や印刷機械、活字、カメラ、織物機械、陶芸、計量器、時計、からくり人形、その他さまざまな品物が並んでいた。あまりに広範囲すぎてひと回りするのが精一杯。展示は時間軸ではないが(ジャンル別)、出口近くには市中で目にする貸し自転車の「Vélib’(ヴェリブ) 」や公衆トイレ、シャルル・ドゴール空港の模型などもあった。
修道院の階段部分の空間につり下げられている蝙蝠翼のある飛行機。フランスの技術者アデール(Clément Agnès Ader, 1884-1925)が開発したもの。解説をよく見なかったのだが、今調べると、どうやら第三号機(L'Avion III)のようだ。一八九七年に試験飛行が行なわれたという。
赤い丸い標識には「犬はダメ」とある。