「坪内祐三の読書日記」の十一月十六日(月)に『spin』を買ってくれたことが書かれていた。
《東京堂書店に行き、『中村真一郎手帖』(水声社)の1、2、3(4は三冊並んでいたからまだ売り切れないだろう)と野村恒彦『神戸70s青春古書街図』(神戸新聞出版センター)と『spin』第六号(「宇崎純一の優しき世界」)と吉岡忍・鶴見俊輔『脱走の話ーーベトナム戦争といまーー』(SURE)買う。帰りの半蔵門線で『spin』読み始めると巻頭に載っている瀧克則「宇崎純一ノート」が滅茶苦茶面白い。》
これはうれしい言葉。『spin』06の特集にはあまり批評らしいものが出ていなかった(宇崎純一をほとんど誰も知らなかった?)だけに瀧氏に無理を言って書いてもらった甲斐があった。
この号は巻頭の「今月の一冊」が南陀楼綾繁『一箱古本市を歩く』で、荻原魚雷氏の連載「徒然古本鑑賞」もある。『本の雑誌』、なんだか少し面白くなっている。