午前中はけっこうなどしゃ降りだったが、昼過ぎには上がった。初日は開店前から行列ができたという善行堂へようやく三日目にして初見参。待ち合わせたようにMさんとS文庫さんが話し込んでおられた。
いやあ、やはりいい本ありました。ただしプレ・オープンゆえ、まだ全貌のわずか何分の一かの量しか棚には並んでいなかった。本格的なオープンが待たれる。岡崎武志氏の帰洛を待ってオープン記念イベントをやりたいそうだ。そうなるともっといい本出てきまっせ(!)。
かつて氏がブログに書いていた本の所在を二三尋ねたが、行方不明とのこと。探しておいてくれるように頼んだ(そういう客は他にもいたそうだ)。まあ、百万遍なので何度でも来られる。値段の付いてない本が多いから、今なら交渉しだいでどんどん安くなるかも(?)。
で、何を買ったか。目移りして選ぶのにかなり苦労したが、結局、目下興味の中心である関西の出版社のものとして藤沢桓夫『花言葉』(弘文社、一九四六年八月二五日、装幀=田村孝之介)と芥川龍之介『煙草と悪魔』(文藝復興社、一九四六年九月二〇日、装幀=鍋井克之)。
後者はまったく知らない版元だった。発行者は松島茂雄。検索してみると
尚美流の創始者・松島茂雄と同一人物ではないかと思われる。文藝復興社の住所は池田市上池田町一六四一。よく分からないから買ってみようという品だった。
さてこの後、町家古本はんのきへも足を伸ばしたのだが、その様子は明日あらためて報告したい。
夕刻届いたMさんのメール。
《山本さんのところでは、鴨居玲『踊り候え』風来舎等をいただきました。上林暁は全集があれば十分という心境なので単行本は引き取ってもらう約束をしました。
今日買った本では、『がたがた言ふな』昭和57年発行所京都市中京区先斗町四条上ルますだ内「おたかさんを偲ぶ文集」編集委員会200円が面白そうです。ブックオフで買いました。》