以前書いたように『月刊京都』6月号(白川書院、二〇〇九年六月一日)、「今、語りたい本の魅力」で湯川書房が取り上げられている。『月刊京都』は一九五〇年に臼井書房の臼井喜之介が白川書院を作って創刊したもの。途中『東京と京都』また『京都』と誌名を変えたこともあるが、とにもかくにも現在まで続いていることは慶ばしい。
また『季刊銀花』夏号では『湯川書房・湯川成一の仕事』が紹介されている。気谷誠氏の蔵書が大きく特集されているが、ぜひ湯川書房の仕事も本格的に紹介してほしい。というか同時に特集すれば強力な記事になったろうになあ……。
ビブリオテカ グラフィカ(故気谷誠氏のブログ)
http://bibliotheca-g.jugem.jp/
『月刊京都』の編輯後記に《「本」とは、表紙を除いて、本文が四九ページ以上からなる、印刷された非定期刊行物とされている》とあって、恥ずかしながら初耳だったので調べてみると、原文は下記のようなものだった。統計をとるための分類である。
Book: Non-periodic printed publication of at least 49 pages exclusive of the cover pages, published in the country and made available to the public.
Pamphlet: Non-periodic printed publication of at least 5 but not more than 48 pages exclusive of the cover pages, published in the country and made available to the public.
http://www.uis.unesco.org/ev.php?ID=5096_201&ID2=DO_TOPIC
しかし、これだと誰でも手に入れられない本、例えば、限定本などは「本」ではないということになる。それこそ湯川書房の本などは数に入らない(入らなくても問題ないですけど)。統計のための定義だから、どこかで線引きしなければならないので、仕方がないと言えば仕方がないが、どうも納得できない。それにパンフレットは最低5ページって、本文5ページの出版物なんてあるのだろうか? 表紙を1ページと考えるということかな?