武藤貞一『世界大戦を暴く』(興亜日本社、一九四一年、装幀=大川一夫)。四天王寺の百円均一で、迷った末に購入。表紙の印象的な構成にひきつけられた。装幀の大川一夫については検索しても絵本が数冊ヒットするくらい。子ども図書館検索でも生没年は記載なし。
武藤貞一は戦前には『英国を撃つ』とか『世界戦争はもう始まっている』とか『日支事変と次に来るもの』(いずれも新潮社、一九三七年)とか、戦争評論家としてヒットを連発していたようだ。『世界大戦を暴く』も同じく、主にナチスドイツとヨーロッパ諸国の関係および第二次大戦に予想される新兵器や作戦傾向などについて、論理的に分かりやすく説いている。一種の予言の書であって、かなり予言は的中したと言えるのだろう。
本書の結論は支那事変を早期に収拾すべしというに尽きる。ドイツの敗北を予想し、日本の政策として、支那・満州国と親交を保ち、欧州大戦後に備えるべし、である。
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本日もセブンでコピーをしていると、定額給付の書類封筒と免許証を握って、初めてコピー機に触りますという六十くらいの男性がやってきた。お先にどうぞと譲ったところ、いきなりタッチパネルに触っているので、おせっかいだとは思ったが、「まずお金を入れるんです」と教えてあげた。で、けっきょく全部こちらがやってしまったが、甘やかしすぎたかも。