吉岡実『書下ろしによる叢書 草子3 異霊祭』(書肆山田、一九七四年)。来客があっていろいろ話し込んだ後、烏丸まで出て食事をし、コーヒを飲んで別れた。その帰りに寄ったある古本屋で発見。これはずっと欲しかった一冊で多少焼けているせいか安かった。さっきまで向き合っていた方も手練中の手練古本者なので、パワーを頂戴したかも。この草子シリーズの発案も装幀も瀧口修造だそうだ。詳しい解題は例によって「
吉岡実書誌(小林一郎 編)」を参照されたし。
この簡素な造本(特装本もあるようだ)、針金中綴じ十六頁(筒袋付き)を見て「Supplement to British Book News」を思い出した。何冊か持っているが、ここに掲げるのは表紙は別で中綴じ十六頁の本文に扉と口絵(肖像写真)が貼り込みになっている。クリストファー・ホリス『G. K. チェスタートン』(一九五〇年)。タテ21.5cm(草子は19.7cm)。
発行はロングマンだが、ナショナル・ブック・リーグがブリティッシュ・カウンシルのために発行している『BRITISH BOOK NEWS』の付録だそうである。ナショナル・ブック・リーグについては下記。
http://www.booktrust.org.uk/show/feature/About%20us/Booktrust-history
またはもう少し古く「THE AUGUSTAN BOOKS OF MODERN POETRY」(Ernest Benn)シリーズなども連想させる。こちらは一九二〇年代(刊記なし)。ハリガネ中綴じ表紙とも十四頁。タテ22.2cm。
瀧口がこういった冊子にヒントを得たのかどうかは即断できないにせよ、詩集とはこうありたいものだと思った気持はよく分かるような気がする。
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『彷書月刊』五月号。そういえば、名古屋で南陀楼綾繁氏から「古本屋ツアー・イン・ジャパン」に取材したいと聞いたことを思い出した。なんと、驚愕の事実が(!)……はちょっとオーバーだが、へえェ〜という方が書いておられる。『彷書月刊』、買いに走れ! といっても近くには売ってないかも。関西エリアは下記で取扱いらしい。* は古書店。
BS談新大阪店06-6304-0722
*日本橋ブックセンター06-6213-0143
*天地書房なんば店06-6643-2222
ジュンク堂書店天満橋店06-6920-3730
ジュンク堂書店大阪本店06-4799-1090
旭屋書店本店06-6313-1191
樋口書籍06-6623-0231
ユーゴー書店06-6623-2341
旭屋書店天王寺MIO店06-6773-0107
*オランダ屋書店0726-25-3314
ブックストア談京都店075-255-0654
ジュンク堂書店京都店075-252-0101
アバンティブックセンター075-682-5031
海文堂書店078-331-6501
詳しくは「彷書月刊」HPにて。
http://www3.tky.3web.ne.jp/~honnoumi/