『第3回日本国際美術展』(毎日新聞社、一九五五年)。天神さんの百均で。出品作家のリストに佐野繁次郎の名前があったため。ご覧のように出品作の記載がない。カタログ作成時にはまだ未定だったようだ。もちろん図版もない。ただし、アメリカ、ベルギー、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、インド、メキシコ、スイス、ユーゴスラヴィア、日本のそれぞれの出品作家の名前には興味をそそられるものがある。アメリカでは「アンドリュー・ワアイス」(まだワイエスと読めなかったようだ)、イギリスではロウリーが六点、ベン・ニコルソンが六点というのが目立つ。カラー図版は四点、なかではメキシコのタマヨがいい。瀧口修造が「日本出品作品におくる言葉」を寄稿している。