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林蘊蓄斎の文画な日々
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CROWN

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銀座出版社の英語雑誌『クラウン』2巻4号(一九四七年五月二五日)。編輯・発行人は首藤恒。主筆は『現代アメリカ口語の研究』(篠崎書林、一九六二年)の佐藤佐市。銀座出版社は単行本として『坂口安吾選集』(一九四八年)の他、林房雄、丹羽文雄、椎名麟三などを刊行している。

本誌のなかに「街で拾った日本英語」という記事がある。例によってチェンバレンの『Things Japanese』から「English as she is Japped」を枕にしているが(理髪店に「Head Cutter(首切り)」の看板など)、執筆者の勝俣銓吉郎が街で拾っている敗戦後のアメリカ人向け英語表記には、そこまで突飛なものはなく、単純な綴りや表記の誤りが目立つようだ。なかでは「似顔絵屋」には少なからず苦心の跡がしのばれる。

 Get you own face well done in a little while!

勝俣先生によれば「Get your picture done in a few minutes!」とすべし。

他の記事も、大統領選のシステムから、ジョージ・マーシャル(新国務長官)、ガーシュイン、ベーブ・ルースの話題、英語と米語の違いなどなど、66頁に盛りだくさんな内容で、たったの8円。ちなみに表紙はストコフスキーのカルメン、裏表紙は「顔色のさまざま」ジュ・ポン社の氷結防止剤の広告だそうだ。
by sumus_co | 2009-03-06 22:13 | 古書日録
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