A. DEMAISON『BÊTES SUR LA TERRE ET DANS LE CIEL』(CALMANN LÉVY, 1936)。挿絵はマリエット・リディス(MARIETTE LYDIS)。彼女は一八八七年オーストリア生れ、一九二六年にフランスに住み着いて三〇年代にパリで活躍、その後アルゼンチンへ渡り、四〇年には帰化し、一九七〇年にブエノス・アイレスで歿したという。藤田嗣治に似た繊細な線の銅版画を制作したらしい。これは表紙も本文の挿絵もリトグラフ。なかなか味がある。
水明洞へ入り浸っておられる(?)びわこのなまず先生が、某図書館から廃棄されたフランスの子供の本がたくさん出ていたと日記に書かれていたので、遅まきながら、ちょっとのぞいてみた。めぼしいものは先生方の手に落ちたようだが、これ一冊だけ落穂拾い。もちろん100円。