『cinquième album collection m.a.t. numeros 21-22-23』というフランスの雑誌を頂戴した(このところ頂戴してばかり、深謝です)。これは『mademoiselle age tendre』(Union des Éditions Modernes)という少女雑誌(「若いお嬢さん」?)が三冊合本になったもの。一九六六年の七月、八月、九月号。各冊 1,50 フランなので、合本 3 フランはお買い得。おそらく返品または在庫を合本にしたものだろう。
表紙のタレントは、左上がシェーラ(Sheila)、右がフランス・ギャル(France Gall)、右下がアラン・ドロン、で、左下のギターお兄さんは……分かりません? ご教示を。
この雑誌の兄貴分(と書いてある)が『salut les copains』(サリュー・レ・コパン、『クラウン仏和辞典』によれば、その意味は「やあ!」)。『salut les copains』はフランスの一九六〇年代を代表する若者雑誌。もとは一九五九年にラジオ局ユーロップ1で未来のアイドル45人という特番を放送したところ大評判で、毎週30分番組として放送されるようになり、一九六二年に雑誌も誕生した。発行者は番組担当だったダニエル・フィリパッチ(Daniel Philipacchi)とフランク・テノ(Franc Ténot)。第三号ではビートルズを特集して話題を呼んだそうだ。
下は『m.a.t.』七月号の「イギリスがわが街にやって来た」という記事。ロンドン・モードがフランス侵入を開始! とっぴで、刺激的な、色使い、もうパリの街角で見かける……。
ちなみに『明星』六六年八月号はこういう表紙だった。『「明星」50年601枚の表紙』(集英社新書、二〇〇二年)より。