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林蘊蓄斎の文画な日々
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大阪古書会館即売会

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大阪古書会館即売会_b0081843_21214827.jpg


アトリエ箱庭で新年会兼DVD鑑賞会が開かれた。十人ほど集まって小宴。なごやかないい会だった。古書ダンデライオンの中村氏とは初めてお会いした。今はネットだけでやっているそうだが、四月に京都市内(同志社の近くとのこと)に店舗をオープンする予定とか。若い人たちの古書店が増えるのは楽しみ。期待してます。

BOOKONN 中嶋氏がトークショーをやるそうだ。
「アホアホ本エクスポ〜大古本祭!!」
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_081224201391_1.htm
1月23日(金)
18時半開場・19時半開演・21時半終了(予定)
【場所】お台場・東京カルチャーカルチャー(観覧車右横、ゼップ東京2階)
前売券はローソンチケットにて1人6枚購入可能で発売中!!

その前に谷町まで足をのばして古書会館での即売会をのぞく。200〜300円でけっこう楽しめた。初日ならもっと良かったかも。なかでは、『THE ELEMENTARY SPELLING-BOOK』(NOAH WEBSTER, D.APPLETON & CO., 1880, 出版人=戸田直秀(東京)、発兌人=細川芳之助(東京)・細川清助(京都)、明治二十年)が気に入った。

これは同じ年の十月に大阪の積善館からも刊行されている(表紙は異なる)。米国では、ウエブスターの"Speller" は一七八六年以来、多くの版が刊行されており、"Elementary Spelling" book の方は一八二〇年代終わり頃に現れたという。米国版を少し短縮した内容らしい。いい味が出ている。
by sumus_co | 2009-01-18 21:54 | 古書日録
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