
岡崎公園の府立図書館へ。『白崎礼三詩集』(富士正晴、一九七二年)と『竹内勝太郎の形成』(未来社、一九七七年)を書庫から出してもらう。前者は富士正晴が寄贈したもののようで、まっさら、誰も触ったことのない(は言い過ぎか)のような状態だった。これ古書価はけっこうするのである。白崎は富士と同じ頃、三高に在籍しており、織田作之助や青山光二とは知り合いだったらしい。『椎の木』や『海風』などに寄稿した詩が収められている。三十歳になる直前の昭和十九年一月に歿した。青山光二執筆の略年譜がいたましい。後者は大部の書だからパラパラっと眺めただけ。それでもかなりそそられる記事がちらほら見えた。いずれ入手したいものだ。
図書館から二条通を歩いて水明洞へ。寒さはさほどでもなかった。百円均一を中心にあれこれ。中井書房ものぞく。