日本文芸家協会編『文学会議』第四輯(大日本雄弁会講談社、一九四八年、装釘=花森安治)。1輯 (昭22. 4)〜9 輯(昭25.7)まで刊行。カギコメ様より花森安治についてさらにご教示いただいて、郷里の書棚から持ち帰ったもの。カギコメ様はこのように書いておられる。
《小生は「歴史日本」を1、2、3の各巻1冊ずつもっています。表紙の絵はみな同じのようです。翼賛会時代、装釘が花森安治の実名でわかっているのは中山富久「放列」だけで、他にあるのか小生把握できていません。雑誌への寄稿では「国語文化」と「宣伝」がありました。》
中山富久『放列(バアタン砲兵戦記)』は育英書院、一九四三年刊行。戦後の花森に真っ直ぐつながるデザインだ(佐野繁次郎のテイストをもっと繊細にした感じのイラストである)。タイトル文字がいい。このあたり探索して行けばまだ出て来ないとも限らないから楽しみが増えたというもの。ソムリエ氏あたりに見つけてもらいたい。
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一週間ほど帰郷していて、咽をやられた。風邪のようだが、鼻水や熱はなく、カラ咳が出る。いろいろ留守中に頂戴していた書籍類などはぼちぼち紹介してゆきたい。讃岐ではいつもうれしい収穫のあった古本屋が店売りをやめたので、面白味が半減した。それでも、何冊かは買った。こちらも近々報告します。