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カテゴリ:著述関連
![]() ![]() 『日経デザイン』五月号(日経BP社、二〇一二年四月二四日、タイトルロゴ+デザインフォーマット=佐藤卓)のアワード結果欄に『関西の出版100』(創元社、二〇一〇年)竹尾賞受賞の記事が掲載された。授賞式当日取材があったもの。 日経デザイン最新号 http://business.nikkeibp.co.jp/nds/cp/ ![]() ![]() 『生活考察』(辻本力、二〇一二年四月一日)第三号が出来た。ご覧の通りのゴーカ執筆陣。岡崎氏は男の涙、黒岩比佐子さんの死などについて書いていて、泣かせる。小生は「貧乏こっとう」で多くもないウンチクを傾けた。 購読は下記より注文が確実です。 「生活考察」編集日記 http://d.hatena.ne.jp/fiddle-stick/ ![]() ![]() 『ニーゼロイチイチ』(朕朕朕[chin3]、二〇一二年一月三一日、デザイン=大西正一)。編集とデザインの「朕朕朕」、活動第一弾。Re:S(りす)の竹内氏からの依頼でこのアンケート本に参加させてもらった。 2011年、この町で印象的だったこと5つ教えてください、ということだったが、小生には展覧会を中心にというお願いだったので、あれこれどれそれあれと選んでおいた。掲載ページの次にあるイラストは岡藤真衣さん。 五十人が回答している。知った顔も何人か、でも知らない人が圧倒的。アンケートの答えそのものもおもしろいが、やはり略歴コメントが楽しい。ちいさな人間事典のようである。小生うどん県出身と書いたところ、もうひとり同じくうどん県出身と書いている人がいて親近感を覚えた。 それにしても、たぶん最高齢の回答者ではないかと思えるふしがあるんだなあ……細馬さんは小生より若いしね。 朕朕朕[chin3] http://chinthree.wordpress.com/ ![]() 『しんぶん赤旗』に「パリの古本屋」(二〇一二年二月一日)、および「古本道入門」の書評(二〇一二年一月二九日)を書かせてもらいました。 ![]() 『アピエ』19号(アピエ、二〇一二年一月二五日、表紙装画=山下陽子)が届いた。鴎外と森茉莉がテーマ。小生も書かせてもらっているが、じつは昨年の三月に書いたので、原稿そのものはどうということはないにしても、巻末の筆者近況がまったくトンチンカンになってしまっている。善行堂の連載原稿でも『根津権現裏』がもうすぐ新潮文庫に入るとあって、おやおやという感じなのだ。地震の影響もあったろうが、それはそれとして、いくらア・ピエ(à pied=徒歩で)でのんびりしているといっても、いや、のんびりついでにちゃんと直すように指示して欲しかった。 その点を除けばいつもながらの多彩な内容で飽きさせない。それぞれの書き手にそれぞれの鴎外や茉莉が宿っているというのがよくわかる。小生は「百円の鴎外二題 美奈和集と新斥歌」と題して下鴨で百円で拾った『改訂美奈和集』(春陽堂、一九〇六年)と『鴎外選集第二十一巻日記』(岩波書店、一九八〇年)の「北游日乗」から新斥歌(にひがたうた)を取り上げた(昨年二月に新潟で個展をした記念です)。新斥歌についてはブログでも取り上げてあるので参照いただきたい。 北游日乗 http://sumus.exblog.jp/14850739/ APIED http://apied.srv7.biz/apiebook/index.html ![]() 熊田司さんの個人雑誌『えむえむ』(二〇一二年二月一日)が届いた。第一号は河野通勢の「丸善跡」が掲載されていたのを紹介した。今回は小生も寄稿させていただいている。「まぼろしの高桐書院版『失われた時を求めて』をめぐってーー淀野隆三日記より」と長々しいタイトルをつけたが、戦前から新潮社版が出るまでの歴史を簡単にまとめつつ高桐書院版が出版されなかった経緯を主に淀野日記と井上究一郎書簡から考察している。 ![]() 拙文以外はすべて熊田さんのコレクションおよび文章。小特集=からんどりえ[暦]は図版たっぷり、見応えがある。 ![]() 「一九四九年・神戸」では西村元三郎という神戸の画家を紹介しながら熊田さんの生まれ育った神戸市長田区の地勢や幼少時代の思い出をつづっておられる。小生もまるまる九年間ほど長田区に住んでいた。たいへん興味深く拝読。 ![]() 他には前号に続きシャルル・クロス(Charles Cros)の詩篇翻訳。田中日華、グランヴィル、瑛九らの図版と随筆。A4判・本文24頁フルカラー。 頒価500円(ご希望の方は、左欄外「お問い合わせはこちらまで」より) ![]() 『週刊朝日』第116巻37号(朝日新聞出版)の「週刊図書館」欄「忘れられない一冊」コーナーに「地震前に注文した古書」(編集部によるタイトル)を書かせてもらいました。神戸で地震に遭遇した後しばらくして『良寛遺墨』がグラグラする郵便受けに「コトン」と届いたお話。偶然ですが、四頁手前に『えびな書店主の記』の書評が出ています。じつは地震の直前に『良寛遺墨』を注文していたのはえびな書店だったのです。 ![]() 社会時評ブログとして京都新聞の裏社説とも呼ばれている(かどうか知りませんが)柳居子徒然の五周年を記念して制作された冊子『柳居子徒然を読んだ』(Ryukyoshi、二〇一一年六月一日)。ブログで発表されたコメントを一冊にまとめたもの。宍戸恭一さんや御偉い方々にまじって小生の一文も収められている。なかでも、ご長女による「お礼」が傑作だ。 《埼玉で子育てしながら、父親の様子をブログで確認するという親子関係をしております。はっきり言って、おとんのブログはチョー難解。》《バーっと斜め読み飛ばし、今日も元気やなと。めでたしめでたし。明日もあさっても、読み飛ばします。残念ながら、あんまり遺伝しませんでした》 いや、なかなか達者な文章。遺伝しています、いやおとんより上手かも。それはともかく、やはり紙の本になるというのはいいものです。 表紙題字は上田普さん。いま個展を開催されております。 ◉上田普 つなぐ 書の可能性 7月14日〜26日 アート美空間Saga 〒650-0011 神戸市中央区下山手通2-13-18 観音寺ビル1階 http://www.saga-beauty.com/ ![]() 来る7月31日(日)に、第三回悠遠忌を開催いたします。 会場:アクト21ホール(荒川区) 時間:開場午後1時30分、開演2時30より。終演4時30分 内容:日活映画「密会」上映、講演、和田宏氏(作家・元文藝春秋編集者) 会費:2000円 参加資格等、ありません。どなたでも自由にご参加出来ます。 お問合せは、下記「吉村昭研究会」まで。 FAX・電話共通番号 0898-66-1556 吉村昭研究会事務局 http://www.geocities.jp/bunmei24jp/osirase.htm * 『吉村昭研究』第十四号 「アンケート・私の選んだ吉村昭ベスト3」に回答しました。 1 私の文学漂流 2 歴史の影絵 3 わたしの流儀 すみません。小生、吉村昭は以上の三冊しか読んでおりません。 1は傑作です。個人的な趣味としてわりあい多くの文学的な自叙伝を読んできましたが、これほど真率に自己に忠実であろうとした叙述はまれにみるものだと思います。文学を目指していながら結局は文学賞を目指しているという戦後文学の大いなる勘違いも、そしてまた編集者や作家たちの、それゆえの情熱をも、如実に感じ取ることができました。「モナミ」などの文学をめぐる場所が実名で書かれているのが貴重です。 2はこのたび文春文庫版で読んでみて中公文庫で読んでいたことを思い出しました。歴史というのはさまざまなエアポケットを残すものです。それらに着眼する吉村昭のひらめきというのか、こだわりというのか、大いなる才能だと感じます。戦闘機を引っ張る牛馬など、忘れられてはならないにもかかわらず、ケロリと忘れられてしまう事実の一典型ではないでしょうか。 3はエッセイとしてはやや生真面目すぎて面白味に欠けるようです。しかし身辺エッセイの上手い小説家は信用できませんし、何よりその分だけ人間吉村昭が生のまま読み取れるということはあるように思います。配管業者や養豚業者に間違えられるのは小説家として誇るべきことでしょう(実際、何度もネタにしておられます)。昭和二年生れの一庶民として吉村昭がどう生きてきたのか、まさに「私の流儀」が貫かれています。 なお、この回答を投函後に『戦艦武蔵』を読みました。いや、面白かった。 ![]() 読売ライフ 第336号 二〇一一年六月一日発行 株式会社読売ライフ 読売新聞読者に毎月届けられる冊子(配布エリア=京都・滋賀・福井)。「京都古本屋さんニューウェーブ」という特集記事に取材協力した(執筆=中谷文乃)。LONDON BOOKS、赤尾照文堂、KARAIMO BOOKS、恵文社の古本マルシェ(写真のみ)を紹介してくれている。見開き二頁だが、逆に京都の新しい古本屋の傾向が一目で分かるという感じになった。 < 前のページ次のページ >
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