早稲田の立石書店内「古本けものみち」で求めた『MARIA UHDEN』(VERLAG VON KLINKHARDT & BIERMANN, 1921)。
マリア・ウーデン(1892〜1918)は早逝したためか日本ではほとんど知られていないドイツの画家・版画家。検索してみても、大手拓次(1887〜1934)が詩のなかでその名前を出しているのが注目されるていど。版画はこういうものである。
見れば分かるように谷中安規(1897〜1946)はおそらくウーデンを知っていたのだろう。かなりイメージが似通っている。これはちょっとした発見というか、収穫(ハーベスト)だった。古本けものみち、他にもいい本ありました。
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明日、神戸へ搬入に出かける。玄関に梱包した荷物を並べた。来場いただけない方々のために会場の様子、作品などをアップして行きたいと思う。今夜は早く寝よう。