林蘊蓄斎の文画な日々
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『骨』43号(骨発行所、一九七三年三月二十日)。骨発行所は《京都市左京区下鴨泉川町五三 依田義賢方》だが、編集は《中京区御幸町御池上ル 双林プリント内 山前実治(やまさき・さねはる)》。山前は一九〇八年岐阜県生れ。息子が山前五十洋(いそみ)でその娘が歌手の倉木麻衣である。以前紹介した『コルボオ』も双林プリント内文童社で発行されていた。1号が一九五三年十一月、50号が七六年二月発行。26号は井上多喜三郎追悼集。この43号は画家佐々木邦彦の追悼号。

《「骨」結成以来十何年、同人がだんだん本物の骨になる》

と田中克己が書いている。同人に八木一夫、西山英雄、佐野猛夫らの美術家が多いのが『骨』の特長だろうか。天野忠による追悼文「佐々木邦彦のこと」に次のようにある。

《おだやかな性格の、しかもどこか感傷的な絵であった。絵の上手下手を云うよりさきに、いつ見ても、京都弁でいうほっこり[四字傍点]するような抒情詩のような作品であったが。》

「ほっこりする」が、疲れた状態をさすのではなくて「ほっとする」というような意味で使われている。明治生れの詩人が使っているわけだから、これはもう両義ありとすべきか。疲れて、一休みして、ほっとリラックス……これが一体となったようだ。

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京都市内の公園にて。

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MIHO MUSEUM の常設展示より。モザイクの床。ギリシャ時代?(メモしてこなかった)。
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by sumus_co | 2008-03-14 19:59 | 京のお茶漬け
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