林蘊蓄斎の文画な日々
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深淵

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大西巨人『深淵』上・下(光文社文庫、二〇〇七年、カバーイラスト=林哲夫、カバーデザイン=間村俊一)。じつは最近、建物というか壁(と窓)の絵をずっと描いている。まだ個展などでは発表していないが、間村さんに求められて二点提供した。さすが、渋く仕上がった。20日発行。

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『HB』創刊号(『HB』編集部、二〇〇七年八月一日)。橋本倫史氏が編集制作している雑誌。巻頭が後記みたいな日録になっているだとか、細かいところにいろいろなこだわりが見える。雑誌はそういう遊びが大事だ。個人的には「森山裕之一万字インタビュー/モテる雑誌がつくりたかった」がいちばん面白かった。森山氏は『QJ』の二〇〇三〜七年まで編集長だった人。今は『dankai パンチ』に加わっているそうだ。

《坪内さんは、自分の好きな文学とカルチャーを繋いでくれた初めての人でしたね。古本屋にいる人のなかでモテそうな人を初めて見た、というか。彼が出てきてくれてすごく楽になった。だから、自分がやる雑誌には坪内さんは絶対必要でした》

古本好きはモテないイメージなのだ、やっぱり。

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『24人に聞くエコロジカル・ブックス』(book cafe 火星の庭、二〇〇七年)。畠中さんに頂戴した。畠中さんも南陀楼綾繁氏も寄稿しておられる。ちなみにエコロジー(ecology)はギリシャ語のオイコス(oikos、家)とロゴス(logos、考えを表す言葉)から成っていて、辞書では「生態学」と訳されているが、地球をひとつの家と考えようということなのだ(こじつけなので本気にしないように)。

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本日は雨模様。郵便局へ歩いて行っただけ。あとは主に『書肆アクセスという本屋があった』のレイアウトに集中。ひとまず完成させて、メール添付で青柳さんと南陀楼氏に見てもらった。オーケーが出た。上京中に撮った写真200枚のなかから4枚使った。用紙に悩む。カバーなしの表紙小口折りなので、コーティングしないとすれば、紙そのものに強さが必要。写真の再現性も良くないといけないし、風合いも欲しい。見本帳を前に唸る。連休中に決めよう。

そうそう湖南市の「読む人」スケッチ展も4日まで。4日には囲む会あります。
◉林哲夫「読む人」スケッチ展 〜11月4日
 林哲夫を囲む会 11月4日14:00〜
 滋賀県湖南市立甲西図書館

懸崖にジャンプ傘差す迷ひ道
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by sumus_co | 2007-11-01 21:20 | 古書日録
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