林蘊蓄斎の文画な日々
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新刻正字通

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これは先頃入手した長岡道謙編『新刻正字通』(青木清輔、同盟舎出版、一八七六年)。タテ11cmという豆本、袖珍の漢和字典である。見ての通り背革になっている。平は布(コットン?)。ただし本文はどうも和綴(四つ目綴じ)らしい。オリジナルな表紙だとすれば、割り合い早い時期の和製洋本ではないか。

かなり前に同じく同盟舎発行の安井乙熊『新律綱領改定律例改正条例伺御指令袖珍対比註解』(一八七八年)を紹介したけれども、そちらは表紙が総革だった。見返しがマーブル紙。それは国会図書館にも所蔵されているが、この『新刻正字通』は見当たらない。

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Mさんより古書メール。

《今日は久し振りに神戸三宮。 後藤書店では、「自然と純粋」河上徹太郎昭和7年芝書店意匠青山二郎函背欠と「テスト氏I」江川書房カバー扉欠? 「限定四百部の内No.245」を買いました。計3500円。後者の完本を見たことがないので状態については確かなことは分りません。続いてサンパルを覗くとロードスさんだけが頑張っておられました。ここで「文学評論」縮刷版大正6年5版函欠を1050円で。上のマンヨウにも行きましたがこちらは空振りでした。少々散財してしまいました。》

『テスト氏I』にはカバーがあるようですね。

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京都岡崎神宮道の星野画廊で「瓶花静物コレクション」展が開催される(7月7日〜8月4日)。図録を頂戴したが、明治から現代まで、花瓶に薔薇といった、いかにもの油絵も、これだけ年代順に並べてみると、不思議に見所が出てくるものだ。驚いた。

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わが敷地内にある地蔵さんの掃除当番がまわってきた。水を備え、線香をたき、花瓶の水をかえ、お賽銭を回収し、周辺を掃いて、水を打つ。三日間行った。信仰とはまったく無関係な生活ながら、案外と清々しいものである。

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最近ナベツマがはまっているアメリカのドラマが「LOST」。オーストラリアからロスに向けて飛び立ったジェットが墜落し、助かった数十人が、ある小島に漂着する。その島ではつぎつぎと奇怪な出来事が起こる……。つい釣られて見てしまったが、ふつうの漂流ものとはひと味違って、けっこう面白い。シーズン1と2が終了してDVDになっているが、アメリカではシーズン3が始まっているらしい。

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DVDと言えば、「かもめ食堂」(荻上直子、2005)を見た。アキ・カウリスマキへのオマージュでもないのだろうが、そういうタッチである。楽しめた。そして、最近、巷間では、あのもたいまさこが着ていたような洋服が流行っている(?)らしいことに気づいた。遅まきながらマリメッコというブランドを知ったというわけである。

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本日は友人来宅。ラトナカフェ、御倉屋、あわ餅屋、北野天神を案内した。おたべガイドに御倉屋の「夕ばえ」をアップしたのでご覧あれ。
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by sumus_co | 2007-07-08 21:13 | 古書日録
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