林蘊蓄斎の文画な日々
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山内金三郎

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『これくしょん』山内金三郎・追悼号の表4(表1は以前アップしたはず)。ギャラリー吾八。刊記がないが、山内が没したのが昭和四十一年十二月二十八日だから、おそらく昭和四十二年(一九六七)であろう。今日届いた『日本古書通信』934号で大屋幸世「日本近代文学資料(十一)これくしょん(吾八、梅田書房)」を読んだので思い出した。

大屋氏はまだ『これくしょん』のコレクションが充分でないことを断りつつ執筆しておられる。そのなかで《梅田書房の開店はいつなのだろうか。その肝腎なところが、実はわからないのだ》としておられるが、上記追悼号の年譜では昭和十六年とされている。阪急百貨店美術部内に開店し、このとき広岡利一氏が店員として入社した。広岡氏は戦後、古書店「りーち」を神戸三宮駅前に開店した後、梅田に移転することになる。現在のかっぱ横丁のりーち広岡倭氏の父上だ。

ということで、そのりーちさんで「讀む人林哲夫展」を開催します。6月14日〜26日。みずのわ版『読む人』の原画、油彩、水彩の書物の絵などを展示する予定。あと少し追加の作品を描かなければならないのだが、まだしばらくアトリエが片付きそうもない。

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その前に5月26日には海文堂書店で、キャロル中島、アルトー鈴木という、神戸は岡本にお住まいの異才お二人とトークショーをやります。お二人とも実にユニークなキャラなので、見るトークショーになること間違いなし! こぞって参加されたし(入場無料)。同じ日に東京古書会館では古本夜の学校昼間の授業「秋山清と戦後アナキスト聯盟」がある。これ聞きたいなあ。

÷

Fさんより簾に関してご助言をいただく。《西日よけに「新しい簾」をつられた由、拙宅ではこのすだれの裏側に、帆布を取り付け(縫いつけは無理で、要所に細ひもで)風は少し弱くなりますが、陰も出来、とても涼しくなります。中のモノが傷みが遅くなります。テントが一番ですが一般の家庭では取り付けも大変です。帆布は布生地店、お店のテント製作店、某帆布袋物店でお聞きになれば求められると思います。お試しを》

帆布ですか! なるほど。いずれ近いうちに某帆布店で探してみましょう。

÷

Mさんより古本メール。うらやましい。《ミヤコメッセに行けなかった反動でもありませんが、今日は大阪市内をうろうろ回りました。ツイン21の古本市はまだ開催中、人も少なめですが、ここで「山科之記憶」志賀直哉昭和2年改造社函背欠1000円と「日本の現代文学吉田健一著作集第十四巻」昭和36年函500円を何とか手にしました。それから難波の天地書房で「百鬼園随筆」三笠書房昭和9年4版背革少痛み函が1000円、「社会と自分」漱石大正2年3版裸本1500円を見つけました。前者の布装裸本を四天王寺で100円で見つけているので縁があるのでしょうか。漱石は縮刷本しか持っていないので嬉しい買物になりました。》
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by sumus_co | 2007-05-16 21:10 | 古書日録
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