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THE LITTLE PRINCE

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『THE LITTLE PRINCE』(Puffin Books, Penguin Books Ltd., 1966)、翻訳は初版(1943)と同じ Katherine Woods 。1982年に Richard Howard による新訳が出ているようだ。「サン=テグジュペリの星の王子さま展」(関西では大丸の京都・神戸で開催)に合わせて『サン=テグジュペリ デッサン集成』(みすず書房、近刊)が出版されるという。

四日の朝日新聞によれば、『星の王子さま』の挿絵は47点のうち6点の所在が分かっているだけで、その一点「実業屋」(businessman、フランス語版でも同じ)のイラストがえほんミュージアム清里に所蔵されているそうだ。主宰者の渋谷氏が《94年、東京で開かれた古書市で見つけ》たという。「実業屋」は金勘定ばかりしている星の住人。赤い縞のネクタイ、背景に星がちりばめられている、ときたらアメリカ人を揶揄しているとしか思えない。businessman だしね、何しろ。

本日の回文、一部の人に受けているようなので。

みすずで天才挿絵師、採算出て進み
みすずでてんさいさしえしさいさんでてすすみ

÷

プラトン社のトークは島良作氏がメインでしゃべってくださるだろうから、安心しているが、気の利いたコメントでもしたいなあと、近代デザイン史のおさらいを少々。一九〇〇年のパリ万博がアール・ヌーヴォの集大成、一九二五年のパリでの現代装飾美術・産業美術国際博覧会がアール・デコの集大成。この二十五年間に日露戦争と第一世界大戦を日本は経験した。さまざまな局面において、現在にいたる一本道はこの時期に形成されたようである。書物や雑誌の在り方もほぼ決定された。以後一九九〇年代までは大きな変化はないと言ってもいいような気がする。
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by sumus_co | 2007-04-04 21:06 | 古書日録
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