林蘊蓄斎の文画な日々
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散りもせで凍てたる紅葉もぎり置く

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『GUSTAAF DE SMET』JUNGE KUNST BAND 38, VERLAG VON KLINKHARDT,1923。アスタルテ書房で購入。表紙に惹かれて。GUSTAAF DE SMET は一八七七年ベルギーのゲント(Gent ガン)で生まれた画家。キュービストと言っていいようである。ゲントへはヤン・ファン・アイクの「ゲントの祭壇画」を見るために出かけたことがある。ブリュージュほど観光地化されていないところが良かった。

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『日本古書通信』929号。松本翁連載は版画荘文庫。長谷川潾二郎のタブローに版画荘文庫を描いたものが数点あるというのは初耳だった。今度よく見てみよう。小田光雄氏の連載に南宋書院のことが出ていて、内堀さんの『石神井書林日録』(晶文社、二〇〇一年)の名前が挙がっていたので、さっそく頁をめくってみると、田中古代子(たなか・こよこ)に関連していろいろ面白いイモヅル人脈が描かれている。この本に索引がないのは残念だ。それなら自分で作れという話である。

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『古書月報』419号。これは東京古書組合の機関誌なので一般には手に入らない。が、ちょっと組合の仕事をさせてもらったので、送ってくれた。この号には南陀楼綾繁氏らが講師となった「第3回古本屋になるための一日講座」の内容が収録されている。内堀さんのまとめの言葉に次のようにあった。

《交換を通して自分達の個性を実現していくっていう、小さなエンジンみたいな場所が古書組合なんです。》《どんな個性を実現しようが古書組合というのはそういうのは駄目っていうことは一切なくて、自分の好きな物を買ってもらいそれを集めることが出来る。それがとってもおもしろくて、オヨヨさんの話を聞くとつくづく思うでしょうけども、なかなかやめられないっていうところがあります。やると貧乏になるってことではないんですね。貧乏でもやれるってことで。》

話の中では、例えばうさぎ書林さんの営業内容など、具体的な数字(金銭的な)が出ているのが分かりやすくていい。参加者のアンケートを見ても実際的というか実務的な情報を求めている声が少なくなかった。団塊の皆さん、本気だ。

それから、他も見ていると、拙作「読む人」がカットに使われている。『読む人』には無断転載を許可しますと明記してあるのでどんどん使ってチョンマゲ。そのために原本を買っておくんなまし。

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「[書評]のメルマガ」vol.292 に吉田勝栄氏が「中公文庫33年の夢ものがたり」と題して『中公文庫解説総目録1973〜2006』をバッサリ批評している。デイリーで紹介したときには敢えて書かなかったが、たしかに文庫のサイズに関する奥本氏、池内氏の発言は問題ありだと思った。その他の指摘も吉田氏らしく忌憚がない。

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大島なえさんより『ほんの手帖』36号と神戸新聞(12/13)の記事の切抜きが送られて来る。『神戸の古本力』を書影入りで大きく紹介してくれている。有り難いことである。

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okuno さま
さまざまな作品を面白く拝見しました。23日はナベツマの鍋展でトークがありまして、残念ながら失礼させていただきます。すみません。
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by sumus_co | 2006-12-15 21:02 | 古書日録
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