林蘊蓄斎の文画な日々
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古缶凝視すヒーターを転がす

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上は三宅克己『写真のうつし方』(阿蘭陀書房、一九一八年改訂増補二十一版)、下は同じく『写真のうつし方改訂新版』(アルス、一九二九年)。阿蘭陀書房はアルスの前身で、初版は大正五(一九一六)年。初版当時はあまり低級だと専門家から批判されたと三宅は後者の序文で述べているが、一般からは歓迎され版を重ねたそうである。三宅は画家なので写真もやはり絵画的、ピクトリアリズムになっている。

というようなことを書こうかなと思っていたところへ、いのは画廊から三宅克己の水彩画が印刷された「2006年冬季のセール・オークション画楽市」(12月6〜9日)案内が届いた。野見山暁治や平野遼などもある。けっこう欲しくなるが、やはり本よりは少々高い。サイトからも入札できるようだ。

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金沢文圃閣より『書籍雑誌商資料』全2巻のパンフとそこの収録されている「全国書籍業組合会員名簿昭和十三年一月現在」のなかの兵庫県他の抜刷りをいただく。基本的には新刊書店のリストではあるが、例えば後藤書店などは掲載されており、古書新刊の両方を扱っていた店の多かったことを知る。植民地の書店も含まれるというからたいへん貴重な資料。

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神戸文学館が昨日オープンした。竹中郁展がこけら落とし。最近は市民ギャラリーとして使われていたが、元は関学のチャペル。

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高橋輝次さんの「古書往来」(創元社HP)が更新された。芦屋の即売会のことなど。同目録に掲載されていた吉原治良の絵本『スイゾクカン』には二十人以上の注文があったそうだ。出品は街の草さん。

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佐野繁次郎資料というカテゴリ(欄外参照)をオープンした。『sumus』のHPにだいたい公開してあるが、しばらく手入れをしていない。その整理も兼ねてぼちぼちアップして行きたい。
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by sumus_co | 2006-12-05 14:43 | 古書日録
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