『読む人』のゲラが届いた。さっそく校正にかかる。スムース文庫版の「あとがきのようなもの」に加え、前書きと「読む人展日記」(書誌啓祐堂での記録)を収録した。図版は160点。『文字力100』と同じ新書判なので基本的に一頁一人の読む人を収録している。校正はすぐに終わって、表紙の装幀にかかる。この分なら神戸での個展およびUBCにも間に合うだろう。
ある古書店主からメッセージあり。ある合同目録を仲間たちと作っているそうだ。
《今回は林さんには依頼しない、ということで、私はできれば書いてもらえばといったのだけどーぶっちゃけたハナシ、お客さんのなかには、スムースのメンバーをよく思わない人もいるから、ということでした。林さんたちメジャーになったんだね、よくも悪しくも、と、それを聞いて思いました》
ふーむ、たしかに。最近、古書関連業界での『sumus』同人の活躍はけっこう目立っている。だからといってどうってことないけどなあ。