林蘊蓄斎の文画な日々
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右左それだけのもの夜は長し

神戸の古本力トークをなんとか直して読めるようにした。次は発言者に加筆訂正してもらうためプリントアウトしなければならない。



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久々に閑々堂の目録から注文したモランディの画集が届いた。油彩のレゾネ(全作品集)は入手済みだが、今回は水彩や素描などのレゾネが出ていて、それには五万円付いていた。ちょっと手が出ない。で、安い画集を二点注文し、一点は外れた。『MORANDI 100 Opere su carta Acquarelli, disegni, acqueforti』(Nuove editioni Gabriele Mazzotta, 1985)、モランディ、紙の仕事100、水彩、デッサン、銅版画。で、実際には図版は98までしかない。イタリア式サバヨミ(?)。

・・

江戸川乱歩が古本屋をやっていたことはよく知られている。兄弟三人でやったから三人書房といった。昨日、コピーした『日本古書通信』(昭和二十四年七月十五日号)に訪問記事があった。

《文芸書を専門に扱い,私がペンキで大きな看板を書いて出しました。私は絵もやりましたので本屋をやりながら「東京パック」の編集もやつていました。
 店の装飾は大工も頼みましたが大部分は私がやり、蓄音器を置いてレコードをかけたり、テーブルを備えてお茶を出すなど、なかなかサービスもよく、新機軸を出したのですが素人のことゝて、売れただけ儲かつたような気になつて使つてしまい、補充をしないので本は減る一方、一年許りやつてスツカラカンになつてやめてしまいました。古本市え行つて本を仕入れ風呂敷につゝんでかついで帰つたこともありますよ、本郷、上野で夜店を出したこともあります、私が二十五、六の頃のことで、団子坂の店をモデルにして出来たのが「D坂の殺人事件」です》

・・・

夜は神戸の個展へ出品作を並べてあれこれ思案する。
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by sumus_co | 2006-09-17 21:08 | 古書日録
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