林蘊蓄斎の文画な日々
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クチナシノ黄バミテ迎ヘノ車ノ来

むかへ(迎へ)は死者の霊を迎えること。デイケアーの車が独居老人のアパートの前に停まっていた情景。

三月書房さんがブログを始めた。三月記(仮題)。天に唾する京都の書店うわさが写真入りで拝める!

TV番組「弁護士のくず」を楽しみに見ている。最近出なくなったが、初めの頃にはモト冬樹の扮する古書店主とその店がたびたび登場していた。オープニングのタイトル・ロールに友愛書房(神保町)の名前があったので、きっとそこでロケしたのだろう。モト冬樹は和服を着こなし、裁判の傍聴とキャバクラ通いが趣味で、すごくヒマそうなのだ。これは古書店主に対する偏見ですな。

今日は朝からバタバタと東京堂書店へ追加発送する『文字力100』にイラスト・サインを入れ、午後にクロネコ事務所まで持ち込む。みずのわ氏によると、先日の週間六位は四十冊ほど売れたためのようだ。

そんな作業をしていると、つぎつぎと勧誘や問い合わせの電話がかかってきて、中断される。
「スムースは何号まで出たんですか?」
「12号です」
「ありがとうございました」
「それだけですか……」
「それだけです」
 とか、
「林画伯でいらっしゃいますか。じつはイタリアの高名な美術評論家ナンタラカンターラ先生が来日されまして、現代日本の画家の作品を集めた画集を作ることになりました。ナンタラカンターラ先生はぜひ林画伯の御作品をその画集に掲載したいと申しておりまして……」
「掲載料はいくらくれるの?」
「いえいえ最低限の経費は作家の先生方に負担していただきませんと、やはり……」
 プチ!
他には出版商談会を開きますので案内状を送らせてください、とか新規上場株のご案内をお送りします、とか、これって八十年代末から九十年代初めと似たような状況じゃないか。バブル再来はたしかのようである。

今日の検印紙。植物模様。
前田多門『地方自治の話』朝日新聞社、一九三〇年
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新関良三『西洋演劇研究』春秋社、一九三一年
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川端康成『雪国』創元社、一九四一年七十版
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by sumus_co | 2006-06-23 20:49 | 古書日録
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