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林蘊蓄斎の文画な日々
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夏至の昼ひげまでさぐる蟻二匹

書肆アクセス畠中さんよりメールあり、「林哲夫が選ぶ書肆アクセスの40冊」フェアー《おかげさまで好評ですで、7月8日(当初予定だった期日まで)延長開催させていただきます》とのこと。まだの方はぜひ書肆アクセスのふところの深さを体験していただきたい!

午前中は絵の仕事、午後に海文堂書店トークショーのちらしや進行表を作り、別の資料調べを少々。ナベツマが録画していた「ビロウ」(トゥーヒー監督、2003)という潜水艦ミステリー映画を、おやつの時間と夕食後に分けて見る。有名な俳優は出ていないが、最後まで引っ張られた。第二次大戦中に大西洋でアメリカの潜水艦が漂流者を救助したところから異変は始まる……。

『デスノート』六巻まで読了。少々、飽きてくる。

Mさんより古書メール。《石神井書林さんの目録最新号。『春と修羅』945000円もすごいですが、3項に掲載の『現代女流詩人集』昭和15年山雅房47250円。なぜか持っています。2年ほど前にOO堂の目録で1000円で手に入れました。もちろんカバーは破れていますし、焼けもひどいですが、それほど貴重とは。15人の女流詩人それぞれの写真が入っているのが印象的です。 OMMの案内葉書が街の草さんから届きました。「当店、ことしは全品が現代詩の関連ですがー」とのメッセージ。何とか30日に行きたいものです。》

行きたいですね。ウンチクはちょっと都合が悪くなりそうですが……

ギャラリー島田より展覧会案内。
蔡國華展 6月24日(土)〜7月5日(水)
石井一男展 6月24日(土)〜7月5日(水) ギャラリー島田DEUX

昨日もらった検印紙の紹介を。第一弾。便宜上同じサイズにしてある。
樺俊雄『哲学と時代精神』生活社、一九四三年(「ビロウ」の設定年と同じ)。生活社なので佐野繁次郎のデザインではないかと疑っているのだが、確証はない。
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九条武子『無憂華』実業之日本社、一九二七年三十四版
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村山知義『現代演出論(上)』早川書房、一九五〇年
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村岡花子『王女物語』ダヴィッド社、一九五二年
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井上一次『河井継之助』泰光社、一九四四年
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閑人亭さま
言われてみれば、吉岡装という佇まいはあります。参考までに岩成達也『レオナルドの船に関する断片補足』より「岩山にて」の冒頭。

  それは全体がひどく暗い。そして、その中央に、稲妻形をし
  た灰色の凍ったような岩山がみえる。岩山、それはかなりお
  おきくまた旧く、岩肌は一面に亀裂がはいりまたつるつるし
  ている。それから、その岩山の崖縁の裾の方には、はるかに
  小さく、汚物あるいは嘔吐物の残滓のような、ひとかたまり
  の、またひとかたまりの灌木と雑草がみえる。そして、その(以下略)
by sumus_co | 2006-06-21 20:56 | 古書日録
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