林蘊蓄斎の文画な日々
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Hisakoさんへ
ほんと驚きました。ハト少年は思いの外たくさんいたようです。樽見さんいわく、ハトは大食いなんで大変ですよ、とか。そうそう、『伝書鳩』にあったピカソとモネを見分けるハトというのはおもしろいですねえ!

なえさんへ
書肆アクセスでは『文字力100』でなくてもフェアー本を買えば冊子は貰えるはずですので、もし何か気になるものがありましたら、ぜひどうぞ。書肆アクセスのサイトに解説とともに一覧表示されております。海文堂書店では7月17日海の日に『文字力100』フェアーが予定されています。詳しくは次号の『海会』にて。

  ※

『神奈川近代文学館年報』の紀田順一郎氏の講演録「ペンネームの終焉」はおもしろい。最近の作家にはペンネームが少ないという話から、過去の筆名をいくつか紹介している。奇抜なのは中村草田男だ。父の跡を継がなかったので親戚から
「お前は腐った男だ」
と面罵された。そこで、腐った男かもしれないが、
「そう出ん男なんだ」
ということで草田男(クサ・タ・オトコ/ソウ・デン・オトコ)、おみごと。

それから大仏次郎(野尻清彦)は鎌倉大仏の近くに住んでいたので「大佛」と付け、最初は「ダイブツ」と読ませていたとか。そう言えば、ある講演会場で文学専門ではない演者が「ダイブツジロウ」と読んだところ、会場から「オサラギ」と注意されていた場面を目撃したことがあるが、ダイブツでも間違いじゃなかったのだ。

スペイン語の辞書が欲しいと思っていたら、ちょうど『絵入スペイン語辞典』(大学書林、一九六九年)が目録に載っていたので購入した。このくらいがちょうどいい。パラパラとめくっていると、狐の絵の下にzorroと書いてある。ゾロって《きつね。ずるがしこい人》だったのね、ちーとも知らなかった。

また、najaというのが目についたが、こちらは《めがねへび。コブラ》、ほほう。

ナジャが出たところで、知人がチラシなどを送ってくれたなかにダリ回顧展(上野の森美術館、9/23-2007/1/4)のポスターがあった。図はポスターの一部、ベタな……、左手にダリの顔写真アリ。
b0081843_204314100.jpg

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by sumus_co | 2006-06-10 20:43 | 古書日録
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