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黒岩比佐子が遺した「世界」 8月4日〜5日黒岩比佐子が遺した「世界」~企画展&トークイベント 「『食道楽』の人 村井弦斎」 を見て、聴いて、食べる ■開催日時 8月4日(土)~5日(日) 11:00~15:00 「見て」の部 ◎黒岩比佐子さんが遺した著作資料展示 16:00~19:00 「見て聴いて食べる」の部 ◎担当編集者トーク&朗読と『食道楽』レシピの再現 ・4日ゲストは、元・岩波書店編集者 星野紘一郎さん ・5日ゲストは、元・岩波書店文庫編集長 塩尻親雄さん ◎開催場所 アートガレー神楽坂 http://art-galley.craps.co.jp/about1.html 東京都新宿区矢来町114 高橋ビル地下1F 03-5227-1781 ◎入場料 企画展+トーク&朗読+「食」は、メニューにより下記のとおり(要予約) ・アルコールドリンク付「ほろ酔いセット」(3500円) ・ソフトドリンク付「デザートセット」(3000円) 企画展のみ 入場料 500円(予約不要) ◎予約・お問い合わせ VZD07320[アットマーク]nifty.ne.jp(語り継ぐ黒岩比佐子の会・鈴木) 語り継ぐ 黒岩比佐子の世界 『食道楽』編 8・4~5 http://blog.livedoor.jp/hisako9618/ 語り継ぐ黒岩比佐子の会・鈴木さんよりご案内のメールを頂戴した。以下開催の経緯についての部分を一部引用させていただく。 《昨年、シリーズで「食道楽」を朗読させていただいたこともあり、なんと「食道楽」関連の資料一式が我が家にあります。何気なく預かった資料でしたが、日を経るうちに段々と落ち着かなくなってきました。リビングに置かれた資料段ボールから、「このまま誰に見てもらうこともなく、ずっとここにいるの?」というささやきが聞こえるような気がしてきたからです。もちろん単なる妄想にすぎませんが、その妄想から、やはり、これは一度ちゃんと皆さまに見てもらわなくてはいけないのではないか、それが私にしかできない使命ではないかと思うようになってきて計画をしたのが、今回のこのイベントです。 几帳面な黒岩さんのことですから、ホントにほとんど全ての資料が遺されています。岩波書店の星野さんに見ていただいた最初の「村井弦斎」の原稿。赤字が満載の初校紙、弦斎が妻・多嘉子に宛てた手紙などのすべて手書きで筆記した資料ノート。そして担当編集者や、執筆にあたりアドバイスをいただいていた方へ出した自分の手紙のコピー。複数冊あった蔵書もいくつかあり、「HANA」「食道楽」も展示します。 今回はこうした貴重な資料展示を中心に、担当編集者(「『食道楽』の人 村井弦斎」担当の星野さん、文庫「食道楽」担当の塩尻さん)の方のトーク。最初の「村井弦斎」の原稿と「『食道楽』の人 村井弦斎」からの抜粋の朗読、「食道楽」からの抜粋のそれぞれの朗読。そして『食道楽』レシピによるデザートか総菜の食事と、多方面から光をあてて、贅沢なイベントにしたいと思っています。》 《黒岩さんが1冊の著作を完成させるために、どれだけ時間をかけ、資料を集め読み解き、執筆していったのか、その経緯を感じてもらえる展示になると思います。ほとんどの方は初めて見るものばかりだと思いますので、たくさんの方に見ていただいて、改めて黒岩さんに思いを馳せていただけたら、彼女も天上で嬉しいのでは、と思っています。》 小生も本棚の目立つところに黒岩さんの著作を積み上げて、執筆の折には気を引き締めている。上の写真。一冊松崎天民が混じっているが、それ以外は黒岩さんの著書。天民のすぐ下の古本は黒岩さんに頂戴したものである。
by sumus_co
| 2012-07-29 19:56
| もよおしいろいろ
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