ついでがあって北大路通りあたりへ出かけようとしてバス路線図を見ていると、北園町というバス停があった。「そう言えば、まだ天野忠文学散歩してなかったな」と思って寄り道してみることにした。すぐに見つかるとタカをくくってバス停北園町で降りてはみたが、なかなか見つからない。住居表示を見るのだが、ほとんどの家に番地が出ていない。町内地図もないし、住宅街で人もほとんどいない。個人情報の非開示ということだろうが、ところどころ(十軒に一軒もない)昔のままの表札に番地が出ているのを頼りにぐるりと一回りした。結局、バス停のすぐ近くだった。
これまで、このブログで天野忠をどのくらい取り上げているのだろうか。検索してみると、けっこうな数になっている。あまりいい読者ではないが、好きな詩人である。
山田稔『北園町九十三番地 天野忠さんのこと』
http://sumus.exblog.jp/17712105/
天野忠『詩集 昨日の眺め』
http://sumus.exblog.jp/14604980/
天野忠『讃め歌抄』
http://sumus.exblog.jp/14277727/
天野忠『詩集 古い動物』
http://sumus.exblog.jp/14159999/
『動物園の珍しい動物』
http://sumus.exblog.jp/13667642/
天野忠編『京都襍記』
http://sumus.exblog.jp/13462098/
天野忠『重たい手』
http://sumus.exblog.jp/13387780/
河野仁昭『天野忠さんの歩み』
http://sumus.exblog.jp/13027580/
山田稔選『天野忠随筆選』
http://sumus.exblog.jp/6090761/
本日天気晴朗なり。高野橋。この橋の下で縊死体が発見されたそうですよ、新聞に出ていました、と同行したT君が教えてくれる。知ってか知らずか、ジョッギングの外国人が走り抜け、ミニチュア・プードルを連れた老人が過ぎて行く。