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《森に佇むひとは、そこではあらゆるセリー(系)が、無限の豊かさにおいて錯綜していることに気がつくでしょう。》《一冊の本は、そして書店という空間もまた、このような意味における「森」であるということができるでしょう。》《本紙『三階』は、東京堂書店三階からお届けする「けものみち」のスケッチとして、隔週の発行を予定しております。本紙を「森」の散策の拙いガイドとしてご利用いただければ幸いです。「街をはなれこうして森に佇んでいると、「進歩」という観念が愚かしく思えてくる」と卒然と語ったのは、ピアニスト・グレン・グールドでしたか‥‥。「森」に足を踏み入れただけでも心が寛ぐということもあるかもしれません。皆さまのお越しをこころからお待ちしております。》

東京堂書店三階(三浦亮太)発行のフリーペーパー。CDのケースにほぼ近いサイズの袋状に折った紙に四つ折りの本文が差し込まれている。創刊から三号までを某氏より恵投いただいた。平倉圭『ゴダール的方法』(インスクリプト、二〇一〇年一二月)の特集も熱っぽく、「インスクリプト全点フェアー」を開催していたということにも敬服する。間村俊一さんの装幀でシブイ本を出している版元だ(現在、ジュンク堂書店京都BAL店にて、ブックフェア「ゴダールと指紋」開催中。7月中旬まで)。

そういえば港千尋『文字の母たち』が出たときに大阪で間村さん、港千尋さんたちといっしょにインスクリプトの丸山氏も来られておられ名刺交換したことを思い出した(ここに写っているおじさまたち、左手前が港、奥が間村、右奥から大西隆志、瀧克則、季村敏夫、時里二郎!)。

『三階』の内容はスゴ過ぎて当方では紹介不能だが、注ぎ込まれた情熱はひしひしと伝わってくる。今も隔週で続いているのだろうか。Bon courage!

  *

あるお寺さんより以下のようなメールが届いた。

《拙寺の境内に小さな石碑があるのですが、それを寄進されたのが名古屋の青山書店さんです。昭和3年6月10日とも刻まれています。一度その書店さんが現在も存在しているかどうか、調べようと思っておりました。そして前述の通り、貴殿のブログに出会いました。2010年1月28日 一千円開店法です。

http://sumus.exblog.jp/12746253

発行所の青山書店は名古屋市中区裏門前町一ノ二八 

そこで何か青山書店さんに関してご存じではないかと、厚かましくもメールを差し上げる次第です。拙寺の知りたいポイントとしては、

1  青山書店は存在したかどうか。
2  青山書店が存在したとして、昭和3年には有った。
3  そして、青山書店は現在どの様になっているのか。》

こんな問合せのメールを頂戴した。ときおり当ブログの内容について同様なメールをいただくことがあるものの、だいたいは返答に窮する場合が多い。青山書店について調べるとすれば、まず現在の書店リストおよび出版社リストに載っているかどうか。とりあえず試みたが、ネットで見る限りは存在しないようだ(もしご存知の方おられましたら、ご教示ください)。

次いで国会図書館に出版物は所蔵されているかどうかを調べる。名古屋の青山書店としては田伊良久志『セキセイインコ巣引法』(一九二七年)のみ。最後の頼みと『出版・書籍商人物情報大観—昭和初期』(金沢文圃館、二〇〇八年=『日本出版大観』出版タイムス社、一九三〇年一〇月三一日の復刻)の索引を見る。あ、青野書店、青山書店! いとも簡単に見つかる。以下全文。

《青山書店
 青山光次 氏
 明治二十三年五月生
 名古屋市中区裏門前町一ノ二八 

 同店は大正三年当主青山光次君の創業に始り、書籍雑誌販売店として市内屈指の小売店であるが、其の傍ら時好に投じたる出版を試み就中「一千円開店法」「小鳥の飼ひ方」「登録商標の受け方」等は相当な成績を納め地方出版業者の意気を示してゐる。
 君は東京開成中学校卒業後、東京西尾書店に入り四年間の修業を了へ独立したのであるが其の間早稲田大学専門部商科に学んだ。開店すると間もなく、広告第一主義を執り、まだ斯業者間に誰も試みなかつた東海道鉄道沿線に百余の沿線広告を掲出し、本屋広告の先鞭を打つたが、さうした方針は新聞雑誌は云ふまでもなく、チラシにまで巧みな宣伝文を入れて顧客の吸収に努めてゐる。尚面白いのは、店頭に大小数個の電気仕掛の剥製熊を置いて顧客を喜ばしてゐるが、これも君の広告法の一表現であらうことを付記して置く。》

現在「裏門前町」は町名として使用されていないようで、地下鉄鶴舞線の駅名として残っている。昭和十九年まで(?)は「裏門前町」もあったらしいから戦前の地図に照らせば場所を特定できるだろう(こちらもご存知の方にご教示をお願いしたい)。今はこれくらいのところで勘弁してもらうとして、名古屋で書店や出版の歴史を調べておられる方から情報提供を得るのが最上のように思う。
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by sumus_co | 2011-06-26 21:47 | 古書日録
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