林蘊蓄斎の文画な日々
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花屋商会

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N先生より珍しいレッテルの画像を頂戴した。「BOOK SELLER HANAYA SHOKAI SINGAPORE」とある。『漱石俳句研究』(寺田寅彦他、岩波書店、一九二五年)に貼付されているそうだ。「HANAYA」は「花屋」であろうと、あてずっぽうで検索してみると、出版も行なっていたことが分かった。

・辻森民三著『新嘉玻てびきぐさ』花屋商会書籍部、1926
・増淵佐平『実用馬来語辞書』花屋商会書籍部、1927
・藤野可護『模範馬日辞典』花屋商会、1941

大正十四年ごろのシンガポールで『漱石俳句研究』が売られていたと思うとちょっと不思議な感じがするが、まあ、小生がその方面に無知すぎるだけかもしれない。

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もう一枚、京都の島田圭文堂書房。かなり凝ったデザインである。次の岩波書店のレッテルは小生蔵。こちらも大正十四年の『ヘンリ・ライクロフトの手記』(藤野滋訳、春秋社、一九二五年九月一日五版)。本を売る書店として(今も書店経営はしているが)の岩波書店。

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「日本の古本屋メールマガジン」その94(8月25日号)で田村七痴庵「『彷書月刊』300号について」が配信された。

《『彷書月刊』の休刊はワタシの病気によるばかりでなく、いわば世間の動き、雑誌における広告収入の部分が、『彷書月刊』では古書目録掲載収入であったわけですが、それが、維持できないほど無くなってしまった。それにともない、購読者もへってしまったというのが原因でもありました。そして最後の御購読をおねがいする、そのひとつのバイタイが、メルマガの、13万人様デアル、というのもマコトに皮肉と思わざるを得ませんが、とりあえず、楽しく、ほがらかに、9月号がでますのが、8月25日。10月号休刊300号がでますのが、9月25日。この2冊で300号の総目次を特集の予定であります。》

全文は下記で読めます。
http://www.kosho.ne.jp/melma/1008/index.html
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by sumus_co | 2010-08-26 21:12 | 古書日録
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