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ファンタスティック・プラネット

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《『ファンタスティック・プラネット』(英:Fantastic Planet, 原題:La Planète sauvage、フランス語で「野生の(「野蛮な」とも)惑星」の意)は、ルネ・ラルー監督による1973年制作のアニメ映画。フランス、チェコスロヴァキア合作。原作はフランスの小説家、ステファン・ウルのSF小説『オム族がいっぱい(Oms en Série)』》(ウィキより)

図は『テレラマ Télérama』一九七三年十二月一日号。「ファンタスティック・プラネット」こと「ラ・プラネット・ソヴァージュ」が表紙。『(presque)TOUT TOPOR』(Editions Alternatives, 2005)より。

ローラン・トポールはキャラクターデザインだけではなく脚本にも参加していたようだ。一九七〇年から四年をかけて完成されたこのアニメーションがローランを有名にした。まず監督のルネ・ラルー(René Laloux)とローランは二十日間ほど一軒家に閉じこもって脚本を書き上げた。かつて一九六五年に二人は「エスカルゴ Escargots」という短篇アニメを作って好評を博していたのである。

しかし期待に反して締め付けられた予算のためにローランは一度はこの企画をあきらめようとしたらしい。ローランはこの仕事から降りると告げるためラルーとモンパルナスのラ・クーポールで待ち合わせていたというが、真偽のほどは分からない。とにかくローランはあまりにも長く従事してきたこの企画にたいして一時的に冷淡になっていたことは疑いなかった。

ローランはこのアニメのためにたいへんな精力を注いで仕事をしていた、マケット、キャラクターと彼らの住む世界など。ラルーはプラハでグラフィックを製作するために一人のイラストレーターを確保した。ローランも最後まで仕上がり具合を確かめるために何度かチェコのスタジオを訪れた。

ラルーは認める「ローランはエスカルゴのときのようにすべての絵を描くことはできなかったが、僕が見つけた Josef Kabrt とグラフィックのリレーをやってくれた。ヨーゼフは場面ごとに切り抜いた紙を使うというテクニックを思いついて、ぼくもその効果にはとても満足したので、大事な場面で使っているよ」

一九七三年五月、カンヌ映画祭で発表されるや、たいへんな評判を呼び、特別賞を受賞した。

以上はフランツ・ヴァヤンの『トポール伝』より。宮崎駿の「風の谷のナウシカ」には明らかに「ラ・プラネット・ソヴァージュ」からの影響が見て取れる。
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by sumus_co | 2010-06-03 21:11 | 古書日録
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