林蘊蓄斎の文画な日々
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マダム・ロシャスの人肉料理

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劇団未来劇場第32回講演のパンフレット(一九七六年一月一五日〜二五日)。作・演出=里吉しげみ。作曲=小林亜星。キャスト=内海賢二、恒吉雄一、青森伸、岬マコ、水森亜土、他。演出の里吉しげみは水森亜土の夫。

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「けいこ場スナップ」より水森亜土(右)と岬マコ(日劇ミュージックホールのトップダンサーとして活躍し「黒ヒョウ」と呼ばれた、現在は銀座の写楽というクラブのママだとのこと)。

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こちらは手前右から恒吉雄一、内海賢二、米地政英、他。内海賢二は声優として有名、「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻千兵衛は耳について離れない。ちなみ千兵衛さんの奥さんは「ドラえもん」のしずかちゃんこと源静香(野村道子)とか。

他に、阿木翁助、天地総子、石崎勝久、宇佐見宜一、カルーセル・麻紀、小島一慶、扇田昭彦、殿山泰司、野口久光、旗一兵による短い推薦文(?)が集められているのが何とも面白い。

《亜土ちゃんと知り合ったのは五年位前のお正月番組の時。その帰りに振袖姿で亜土ちゃんの家へ。三多摩地区のそこは福地泡介さんに云わせると東京から近いのでキンタマ地区。そのキンタマ地区で初めてお逢いしたオッソロシイお兄ィさんが里吉さんでその夜麻雀をやったところがコテンコテンにブッタ切られ、次いでスッテンテンの丸裸にされたまゝ連れていかれた他人の家で大々ドンチャン騒ぎをやって大あばれ。その他人の家の主が小林亜星さんでした。》(カルーセル・麻紀)

《この夏オレが、神戸の三の宮のデパートで開催中の東山魁夷展を見て外へ出たら、アレアレ!!ーートア・ロードのほうから、囚人服の水森亜土が、走るともなく滑るともなく、コマおとしのスピードで、さあッさあッと下りてくるではないか。オレは亜土!!と声をかけたんだけど、あの、いつもの、大きな黒い焦点のきまらない目は、オレを見向きもせず、スイスイとオリエンタル・ホテルの前をぬけメリケン波止場へ出て、白い貨物船にヒョイ!!と飛び乗り、サヨナラの手も振らず、砂漠の国へ行ってしまったーーオレは、イナガキ・タルホ初期の読みすぎの幻影かな、と思ったんだけど[以下略]》(殿山泰司)

広告主も水森亜土関連が多い。じつにさまざまな亜土ちゃんグッズがあったのだ。サンリオ、サンスター文具、アポロ社、デュボアヘアブラシ、京都西川、コーリン鉛筆、ダイヤ工業、テー・エス、中村精巧印刷、任天堂、ノダロン、藤井清美堂(エンゼルオルゴール)、クイン、リリック、丸加、宮崎ロイド、メルシー清水、シチズン、日本清酒、キャットガルーレコード、アストロミュージック、TBSラジオ、スナック「夕雨子」、メルシャンワイン、パブレストランジロー、ゼブラ、ヤクルト、ダーバン(アラン・ドロンの!)。
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by sumus_co | 2010-01-06 20:48 | 古書日録
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