林蘊蓄斎の文画な日々
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春陽堂月報 No.28

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これも口笛文庫にて。300円だったか。『明治大正文学全集 第38巻 久保田万太郎篇 水上滝太郎篇』(春陽堂、一九二九年九月一五日)の月報のようだ。タテ23cm。九野豊彦、花柳章太郎、水木京太、下河辺一郎、蔵原伸二郎、漫画(上図ではない)の堤寒三が執筆している。内容にはとくにひかれるところはなかったが、このイラストにはマイッタ。記名もサインもない。

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名古屋リブロが前身のパルコブックセンター名古屋店から数えて20周年を迎えるそうだ。それを記念して「二十歳のための読書案内(仮)」なる小冊子を作るという。そのための【あなたにとっての「二十歳の本」】というアンケートが届いた。

二十歳のときの読書なんて思い出せないなあ。あんまり本は読んでなかったし。文学というようなことでは『限りなく透明に近いブルー』くらいか。村上龍は芥川賞受賞した当時武蔵美に在学(?)していたようだし。武蔵美への最寄り駅、西武線鷹ノ台駅前の新刊書店・松明堂(今はギャラリーもやっている)ではサイン会もあった。『1Q84』ほどじゃないにしても社会面的な話題になっていたので興味本位で読んだ。著者による装幀もダサイけど目新しい雰囲気はあった。

美術系の本ということなら、わりあい読んだかもしれない。ケネス・クラークの『ザ・ヌード』とか。ヌードとネイキッドは違うというところから始まっていた、それは覚えている、というかそれしか覚えてない、やれやれ(今はちくま学芸文庫で読めるよう)。ケネス・クラークならずっと後に読んだ自伝の方が印象深い、といいながらタイトル忘れてしもうた。ええっと……[検索中]……そうそう『芸術の森のなかで』(川西進訳、平凡社、一九七八年)、これは面白かった。ソルトウッドというケント州(イングランドの東南端)の小さな村の城に住んでいた少年時代の生活振りがとくに。これを覚えているのは、ソルトウッド城に行ったことがあるからだ。木立を抜けると中世風の小振りな城が現れた。今思えばあのとき小生は二十五歳だったのか。

二十歳のときに読む本三冊、コメント付きですぐに返信した(上の二冊は入ってないです)。絶版になってないか、それだけチェックした。冊子は九月にできるそうだから、まだずっと先の話。

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『spin』05に寄稿していただいた山内功一郎氏から六本木詩人会に参加することになりました、というメールを頂戴した。これから同人雑誌は同人サイトに変ってゆくのだろうか、あるいはもう変ってしまっているのかもしれないけど。山内氏の論考は「発狂も発光も――江尻潔の『逆木』から『るゆいつわ』へ」。

六本木詩人会
http://www.roppongi-shijinkai.net/
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by sumus_co | 2009-06-23 21:41 | 古書日録
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